アウトローなイピサ島で

お酒って、それを作った人達の思いが詰まっていて、口に含むと
いろんな思いが駆け巡り、更に味に深みをも足らせてくれます。
それは作られた地域についても同じことで、特にハーブ系リキュールなどは、
作られた土地の環境やそこで暮らす人々に象徴されるものが多くあります。

密かに人気のあるハーブ系リキュールに、イピサという銘柄があります。
イピサとは、スペインにあるイピサ島から取られた名前ですが、
昔のイピサ島といえば、とてもアウトローで危険な匂いのする島でした。
ドラッグなどは当たり前、街の雰囲気も映画に出てくる感じの
良い意味で「汚れた街」といったものだったようですね。

そういった街で好まれたお酒なので、それが全てとは思いませんが、
香料などは使わずに薬草だけで作られているために、
非常に苦く、一般的な人にはきつい味かもしれませんね。

ただ、本来のハーブ系リキュールとは、こういった薬草だけで作られたものを
言うのではないかと思うのです。その土地に暮らしていた人々に愛された
イピサは、ハーブ系リキュールの代表といっても過言ではありません。

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